通過ビザ

通過ビザ

  • 通過ビザでのロシア滞在期間は空路での入国の場合は3日間まで、地上交通機関のみを使用した場合は10日以内。
  • 通過ビザはロシア入国のシングルビザ、もしくはダブルビザとして発行される。
  • 特記事項

ロシア連邦、ベラルーシ、カザフスタン間の関税同盟に関する合意が効力を発した後、これらの国の間の交通手段は全て国内のものと同じ扱いとなる。そのため国境やパスポートコントロールの通過は一カ国のみで行われなければならないため、ロシアで乗り換えてからベラルーシもしくはカザフスタンへ向かう場合は、通過ビザを申請しなければならない。

  • シングルの通過ビザは、日本国籍所有者、外国国籍所有者、無国籍者が、ロシア連邦からの出国のために有効な航空券、旅程にある他国への入国ビザ、または目的地である国の入国ビザ、もしくは、目的地である国のパスポートを所有している場合、ロシア連邦の領土にトランジットの目的で72時間まで(空路)滞在するために発行される。この場合、旅程は、最短ルートでなければならない。
  • ダブルのトランジットビザの有効期限は最大で1ヶ月。外国人旅行者がロシア経由で第三国へ渡航し、その1ヶ月後以降に、ロシア経由で帰国する場合はシングルの通過ビザを申請し、復路の通過ビザは、起点となる国のロシア領事部で受領しなければならない。
  • ロシア経由で目的地である国まで自動車やトラックで渡航する外国人に対するトランジットビザは、旅程に必要な最短日数で発行される(10日以内)。
  • 乗り換えなしにロシア連邦上空を空路で移動する外国国籍所有者に対しては通過ビザの取得は必要とされない。
  • 国際線でロシア連邦内の空港で乗り換えをし(トランジットゾーンのある空港に限定)、目的地である国への入国の権利となる然るべき書類及び乗り換えをするロシア連邦内の空港航に到着してから24時間以内の出発の日時が確定した航空券を所持している外国国籍所有者に対しては、通過ビザは必要とされない。通過ビザの取得が義務となるのは空港のトランジットゾーンから出る場合のみである。
  • 特記事項

ロシアの港(サンクトペテルブルグ、ウラジオストク、ヴィボルグ、カリーニングラード、コルサコフ(サハリン州)、ノボロシイスク、セヴァストーポリ、ソチの大規模港、旅客港)に72時間以内の期間、寄港するクルーズ船の乗客となる外国国籍所有者は、ツアーのオーガナイザーがロシア連邦滞在のための一連の手続きを遵守していれば、ビザなしでツアープログラムに定められたクルーズ船の寄港地に滞在することができる。

通過ビザ取得のための書類:

  • ロシア連邦出入国のために有効な交通手段のチケット。
  • 国際条約で他の条件が定められていない場合は、旅程でロシア連邦の次に訪問する国の入国ビザ、または目的地となる国の入国ビザ、もしくは目的地となる国のパスポート。ビザなしで近隣国への渡航が許可されている国の国籍所有者、または目的地となる国が同様の国家間合意を結んでいる場合は、ビザの提示は必要とされない。
  • 海外渡航用パスポート, 2ページ以上、ビザのための空白のページが残っていてビザが失効した日付より6か月以上有効期間のある海外渡航用パスポート。
  • visa.kdmid.ruのサイト上で作成されたビザ申請書をプリントアウトし、申請者の署名がされたもの。申請者の氏名をパスポートに記載されている通り(かっこの中の名前も含む)にご記入ください。
  • 3.5×4.5センチ、背景が無地の明るい色で、サングラスやカラーレンズ付きメガネ、帽子を着用していない状態で顔全体が正面から鮮明に写っているカラー写真(民族的・宗教的な理由から帽子付きでパスポート写真に写っている人物は例外とする)。
  • 日本国籍所有者以外の方には、ロシア入国ビザ発行手順についてのより詳細な情報についてのページをご確認頂きたい。

上記のうち1つでも書類が不足すると、申請が受け付けられませんのでご注意下さい。

郵送での書類提出も可能でございます。郵送サービスの項目をご覧ください。

重要事項: 二冊以上の有効パスポートをお持ちの場合、ロシアビザセンターに書類を提出する前に現在進行形で有効なロシアビザが無いことをご確認ください。

注意事項: 大使館領事部は必要に応じてビザ作成の為に追加書類の要請、個別面接の実行、ビザ作成日数の延長をする権利があります。

審査期間と料金

2022年3月14日より従前のビザ申請サービス代金に対し、8000円の臨時追加料金を頂戴せざるを得ない状況になりました。

国際旅客事情が改善されるまでの暫定的な措置となります。 

皆さまには大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。 


日本国籍保持者

審査期間
営業日
領事手数料
日本円
サービス料
日本円
11-20 0 4500+8000
4-10 4000 4500+8000
1-3 10000 4500+8000

日本国籍保持者以外

 
審査機関
営業日
領事手数料
日本円
サービス料
日本円
入国回数1回まで(シングルエントリー)
6-20 12000 4500+8000
3-5 24000 4500+8000
入国回数2回まで(ダブルエントリー)
6-20 19200 4500+8000
3-5 38400 4500+8000
複数回入国可(マルチプルエントリー)
6-20 36000 4500+8000
3-5 72000 4500+8000

※ ロシアビザの申請者がロシア連邦が発給料金を定める国際条約を締結した国または発給料金の免除を定める国際条約を締結した国の国籍を有する場合、該当する条約が適用されます。

ご注意:

  • 国籍によって発給料金が異なる場合がございます。
  • 招聘状として企業/個人からの文章を使われる場合、有効期限365日間、入国回数無制限のビザの審査期間は最短10営業日かかります。当ビザは申請者が前年にロシアの渡航歴がある場合のみ発行されます。
  • 手数料はすべてビザ申請センターでカードまたは現金で日本円でのお支払いいただきます。
  • 上記のビザ審査期間には提出日が含まれません。書類が領事館に提出日された日から審査が始まります。場合によっては、領事館がビザ審査期間を延長または短縮することがあります。

ロシアビザの申請書作成

ロシアビザの申請書は、ロシア外務省領事局の専用サイト https://visa.kdmid.ruで取得しオンラインで作成しなければなりません。

オンライン申請が難しい場合、当ビザセンターにて書類提出時に 申請書作成 サービスをご利用いただけます。このサービスの追加料金として申請書1ページに付き750円を請求させていただきます。

申請書は渡航者1名につき1枚必要です。

申請者の方がご自分で申請書を作成する場合、以下のことにご注意ください:

  1. 上記サイトに掲載されているマニュアルおよび表示されるヒントをよく読んだ上で入力してください。
  2. 新しい申請書を登録する際、英数字のみのパスワードを指定してください。
  3. パスワードと自動的に付与される申請書番号を必ずお控えください。当ビザセンターで書類を提出するとき、申請書の印刷または修正を行う際にパスワードと申請書番号が必要です。
  4. 申請書にご入力いただく氏名は、パスポートに記載されている綴りで登録してください。
  5. 申請書にご入力いただく訪問目的、滞在期間、エントリー数、招待者の氏名または名称、生年月日、住所は、招待状に記載されている内容に一致しなければなりません。
  6. パスポートの入国証印に基いて、ロシア及びその他国への渡航歴を登録してください。
  7. 申請書作成の最終段階で申請場所としてビザセンター (東京)をお選びください。
  8. 申請書の作成が完了したら、1通を印刷して当ビザセンターへご持参ください。
  9. 印刷できない場合、当ビザセンターで印刷サービスをご利用いただけます(料金は1ページに付き100円です)。

申請者の皆様

ロシアビザセンターにおいて、皆様が以下の有料オプションサービスをご利用いただけることをお知らせいたします:

重要事項

  • 上記のサービスの利用はビザ申請書の作成過程の審査には一切の影響を及ぼさず、またビザの受け取りを必ず保証するわけではありません。
  • 上記のオプションサービスを利用された場合の料金は通常のビザ代行手数料に上乗せされます。
  • 上記に記載されているすべてのオプションサービスは、お客様のご要望によってのみ提供されます。
  • 上記のオプションサービスをご利用になる前に、ご利用条件をご確認いただきますようよろしくお願いします。